F A Q

よくあるご質問

PPA(Power Purchase Agreement)モデルとは、太陽光発電設備を設置する費用をPPA事業者が負担し、その発電設備から得られる再エネ電力を20年間にわたって一定の価格で買い取る契約のことを指します。SORAIソーラーでは、経験豊富なPPA事業者と連携して、教育を応援するPPA事業を企画、提供しています。

PPAモデルのメリットは、初期投資(自己投資)が不要であるため、資金調達などの手間が省けること、通常、電力会社から購入するよりも安価に電気を調達でき、電力コストの安定性が確保されること、そして発電設備のメンテナンスや管理を専門的な事業者が行うため、設備運用に関する手間が省けることです。また、通常は電気料金に上乗せしなければ手に入れることのできない再エネ電力を安価に調達でき、二酸化炭素排出量削減に貢献できることが挙げられます。ただし、屋根面積や使用量、建物の状況によっては、提供できない場合がございます。その際には、自己投資での設置をご提案いたします。そのほかの特徴はこちらをご覧ください。 メリット

太陽光発電設備をPPAモデルで導入すると、電気代が安くなる理由は主に以下の3点です。

1. 自家発電による電力コストの削減: 通常購入される電気代には、発電にかかるコストに加えて、送電コストや再エネ賦課金、燃料調整費などが加算されています。PPAの場合は、使用量に応じた電気代のみの支払いになります。これには、発電コストと長期に渡る投資回収が含まれますが、電力会社から購入するよりも、上乗せされる要素が少ないため、安く提供することができます。また、太陽光で発電した電気を使うことで、電力会社から購入する電力量を減らすことができ、トータルで電気代が削減されます。

2. 固定価格での電力購入: PPAモデルでは、契約期間中は一定の電力価格で電力を購入することができます。これにより、電力市場の価格変動の影響を受けずに電力コストを抑制することができます。今後、炭素税が検討されていることや、送電網増強のための賦課金が導入されるほかに、ウクライナ侵略のような、外的な要因によるLNGの高騰やそれに伴う電気代の高騰が起こる可能性があり、リスクをヘッジできるというメリットもあります。

3. 設備投資とメンテナンスコストの削減: PPAモデルでは、発電設備の設置とメンテナンスは発電事業者が担当します。そのため、設備投資やメンテナンスにかかるコストを節約することができます。

PPAモデルのデメリットとしては、契約期間が20年と長いために、将来の電力価格が大幅に安くなった場合に、高くなってしまうリスクがあることです。また、中途解約をすることができないことが挙げられます。電気代は、送電網の増強のための新たな賦課金の導入が決まっているほか、今後、炭素税の導入が議論されていることから、値上がりが予想されており、何も対策を取らないと高くなっていく可能性があります。ORAIソーラーでは、契約の時点で、電気代が安くなることが見込める場合にしか提案いたしませんので、まずは、数字で比較できるように見積もりやお問い合わせをおすすめいたします。

施設側の条件としては、 ①屋根面積が1000㎡以上 ②日中に大量の電力を消費 ③土日、祝日も電力を使用 屋根の種類:折半屋根(画像左)、もしくは陸屋根(画像右)が対象になります。瓦屋根などは対象になりません。 また、環境負荷の低減を目指す企業にとっては、追加負担なく再エネ電源が確保できるという点で非常に有力な選択肢になります。初期投資を抑えたい企業にも適しているといえます。 屋根タイプ

SORAIソーラーのPPAモデルの契約期間は20年間となります。

発電設備のメンテナンスはPPA事業者が行います。そのため、設備利用者はメンテナンスに関する手間を省くことができます。また、電気代以外の費用負担の必要はありません。

PPAモデルの契約解除は原則としてできません。ただし、万が一設置した施設が閉鎖される場合には、移設することや、その時点の残存簿価等を支払うことで解約することができます。

見積もりには以下の情報が必要です。 また、見積もり作成の前に、現地調査が必要となる場合がございます。 ①屋根伏図/立面図 ②耐荷重の確認  建物の設計者に積雪に加えて、13kg/㎡の追加荷重がかかっても問題ないか  確認をお願いしています。 ③過去1年分の30分値データ  現在の電力会社に、Excelデータでの提供を依頼することで取得できます。 ④電気料金請求書 ⑤単線結線図と自家用電気利用申込書  電気主任技術者から最新版の取得をお願いします。 そのほかにも、条件によって追加の資料の提出が必要となる場合がございます。

PPAモデルの契約後も、発電設備の所有権はPPA事業者にあります。契約期間終了後は、①固定単価を割引して契約を継続する、②現状復帰する、③その時点での時価で設備を購入するといった選択肢がございます。

PPAモデルの契約後、発電設備の設置場所を変更する際には、運送費をご負担いただくことで、1回に限り設置場所を変更することができます。ただし、これは契約内容によって異なる場合がございます。

PPAモデルでは、発電設備のメンテナンス費用はPPA事業者が負担します。そのため、設備利用者はメンテナンス費用に関する負担を省くことができます。