「ソライでんきPPA」スーパーへの導入第一号 山形市の「MOH’Z(モーズ)」に提供開始 再エネ利用と地域の教育応援、同時に実現へ

ヤマガタデザイン株式会社(本社:山形県鶴岡市 代表取締役:山中大介)は、教育を応援するための電気事 業として、施設の屋根に太陽光発電設備を無償で設置し、再エネの導入を進める「ソライでんきPPAプラン」の 提供を、昨年8月より開始しました。 この度、スーパーへの導入第一号として、山形市の高橋畜産食肉株式会社が運営するmoh’z(山形県山形市元 木1丁目13-30)の屋根に、発電設備の設置が完了し、9月15日から発電、及び受電を開始しております。 今回設置した発電所の規模は約300kWで、年間の発電消費量は298,000kWhを見込んでおり、施設で使用す る電力の27%を賄う計画です。電気代の削減効果は、年間約117万円(対昨年比)にのぼります。また、電気代の 1%は、教育還元として、デジタル人材を育成する高校横断の部活動「やまがたAI部」の活動を支援するために 寄付いたします。20年間で約90万円程度を見込んでおります。

オンサイトPPAとは

・自社の敷地(屋根スペースなど)を貸し、
・PPA発電事業者が太陽光発電所を設置。
・そこで発電された再エネ電力を、PPA発 電事業者から長期、固定価格で購入し
・自社で使用する
という仕組みです。

ソライでんきオンサイトPPAのメリット

基本情報

各社代表者コメント

高橋畜産食肉株式会社 代表取締役 髙橋 勝幸のコメント

この度、高橋畜産グループ直営店舗のmoh'z(モーズ)では店舗の屋根を活用した太陽光発電を行います。店舗 では冷蔵庫や冷凍ケースなど商品の鮮度を維持するために電力を消費しております。その電力の一部を設置した太陽光パネルで利用する取組みを始めました。屋根に設置したパネルは合計897枚。再生可能なエネルギーを使い二酸化炭素を排出しない活動は、現在グループ全体で行っているSDGsへの取り組みにも通じているものがあ ります。高橋畜産グループはこれからもクリーンな店舗を目指して環境に優しいお店づくりに努めてまいります。

ヤマガタデザイン株式会社 代表取締役 山中大介

この度、ソライでんきPPAとしては県内ではじめて、スーパーマーケットに導入いただきました。スーパーは、 まさに地域の生活を支える社会インフラです。そのような施設屋根に発電設備を設置することで、長期に渡る安定的な再生可能エネルギーを供給できること、且つ、災害等の非常用電源として、BCP対策や地域防災にも貢献 できる点において、地域の皆さまのより安心した生活環境づくりに繋げていけるのではないかと思っています。 地域再エネ導入を推進し、同時に地域の教育環境の充実も図れる地域循環型の本取り組みの普及に努め、クリー ンで子育てに優しい街づくりに貢献してまいります。

参考)各社概要/事業概要

◆高橋畜産食肉株式会社とは
< HP:https://www.takahashi-chikusan.co.jp/

肉牛の繁殖と肥育を行う6つの牧場と枝肉脱骨の一次加工を行う工場や部分肉のスライス二次加工を行う工場、 直営店を運営する日本でも数少ない食肉一貫生産体制を持つグループ企業。 昭和23年の創業から畜産業に常 に携わってきた肉ひとすじの専門企業。

◆やまがたAI部とは 
< HP:https://www.yamagata-ai.org

デジタル人材の育成を目的にAIの基礎から学ぶ合同部活動で、現在、山形県内を中心に21校、130名ほどの学生が活動中。運営は、産官学金の連携するやまがたAI部運営コンソーシアムが行う。

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